【Case Study】サッカー場の芝生管理の仕事

技術職の中でも芝生管理の仕事は、芝生管理に特化し、スタジアムの芝生や校庭緑化に取り組む仕事です。
競技施設の天然芝を管理する専門職として欧米では『グラウンズマン（またはグラウンドキーパー／グリーンキーパー）』の呼称もあり、特に天然芝を用いるプロサッカーやゴルフでは競技を支える重要な仕事とされています。

A.1
クラブチームがピッチに求めることを理解して、それを追求する仕事です。
当社の職員として業務に当流メンバーは、グラウンドを利用するチームが追求するサーフェイスを実現したいと考えており、チームに評価されることが大きなやりがいにつながります。
例えば、ヨーロッパの「グラウンズマン」は職人的なスキルはもちろん、芝生の状態に応じて、利用調整を施設管理者に働きかけたり、スタジアムを所有する行政に改修提案を働きかけたりするトータルマネジメントも担います。
当社での枠組みは「グラウンズマン」ほど多岐に渡るわけではありませんが、仲間である社内の工事や公園管理の部門と連携した仕事を行うことで、同様の仕事を達成することになります。その時こそ芝生管理者としての資質が問われると考え、トータルマネジメントの視点を持つことが大事です。

A.2
サッカーの試合で大切なのは、まずは平坦でボールがスムーズに転がり、適度なクッション性を有しつつ強度があるグラウンドであることです。

A.3
スタジアムのグラウンズマンにも様々なバックボーン方が働いています。サッカーをずっとプレイしていて自然に興味を持った方もいますし、サッカーは見る専門で他の競技をやっていた人、サッカーより芝生に興味をもって仕事を始めた人など、いろんな方が働いています。最低限「サッカー」や「芝生」を大切に考えられる方が適しています。それが仕事をする方達の共通したモチベーションとなっています。

A.4
メンテナンスは常に必要となるため、フレックスな働き方になります。試合は土日が多いので、その時は絶対に働きたい人は土日を入れたシフトを組むことになります。もちろん試合のある土日は休んで他の日に働きたい方もいるので、それぞれに合わせて働くことになります。

A.5
クラブチーム、スタジアムの運営（スタジアムのオーナーである地方自治体、企業、団体等）の担当者、施設管理者、県サッカー協会、イベント運営会社などが挙げられます。
Jリーグの試合が年間で行われますので、クラブチームを重要な顧客と位置図けて、ニーズを汲み取れるようにしています。
また、発注者であるスタジアム運営担当者と接するときは、芝生の状態と利用への影響をわかりやすくお伝えできるよう心がけています。
サッカースタジアムは、サッカーの試合はもちろんイベントも開催されるところも多く、プロだけでなく学生や地域のイベントも行われます。幅広い利用に対応することになりますので、それぞれのニーズを理解して、対応した施設を提供します。
芝生管理の仕事は、当社が「指定管理者」の構成員として携わっている場合も多くあります。代表であるスタジアムのオーナー（企業等）をはじめ、クラブチーム、そのほかの「指定管理者」を構成する職員の方と連携しながら仕事を行っています。多様性のある組織ではお互いの価値観を共有し、同じ目標に向かっていくことが重要となります。

•   8:00

  出社　フィールド等での管理業務

• 12:00

  昼休憩

• 13:00

  引き続き、管理業務。終了後はパソコン等を利用したデスクワーク

• 18:00

  終業

業務が忙しくない時期は、18時前に就業することもあります。Jリーグのナイトゲームや音楽フェスがある時は出勤時間をずらすなどして調整します。

例えば、ナイトゲームの日は15時～22時で、途中で夕食休憩1時間をとります。音楽フェスの対応の時は、朝5時に集合という日もあります。

年間では、Jリーグは2月～11月が繁忙期となります。

弊社が携わる『フクダ電子アリーナ』を例にると、Jリーグが落ちついた時期に、全国高校サッカー選手権が開催されるため、サッカー三昧の充実した雰囲気が現場に生まれることになります。

農学等で芝生の育成を学んでこの世界に進む方も多い職種です。
そのほか、新卒入社や異業種から転職の転職ののち、現場で経験を積んでゆくケースもあります。
天然芝の上でおこなわれるスポーツが好きであれば、本人のやる気次第でチャンスは大いにある仕事と言えます。

A.6
回答を記載(キャリアパスも意識）

A.7
回答を記載

A.8
回答を記載