クレイ系舗装比較表
Product.01 クレイ系舗装比較表
クレイ系舗装比較表
舗装材名称 | グリーンコート | ソフトグリーン | アンツーカ | 概要 | 天然のグリーン系の色付き軟岩である緑泥片岩を粉砕し、粒度調整したものを使った緑色スクリーニングス舗装材。 | グリーンコート(緑色スクリーニングス)にシルト・粘土分を含まない洗い砂を混合した舗装材。 | 粘性の赤色土を高温で焼成し、粉砕して粒度調整したものを使った人工土舗装材。 |
排水性 | 雨でも軟弱化しにくく、降雨後の回復も比較的早い。特殊バインダーを混合すると、より安定性が高まる。(クレイバインダーS) | 表面の安定性が高いグリーンコートに洗い砂を混合することによって、透水性を高め、軟弱化しにくい。降雨との回復も比較的早い。 | 保水性と透水性が高く、雨が降っても軟弱化しにくい。降雨後の回復も比較的早い。 |
防塵性 | 良く締まり、表面の安定性が高いため、砂塵が発生しにくい。 | 比較的よく締まり、表面の安定性が高いため、砂塵が発生しにくい。 | 適度に水分がある状態では砂塵は発生しにくいが、乾燥すると砂塵が発生しやすくなる。 |
硬さ (クッション性) |
クレイ系舗装の中では硬めの仕上がり。 | グリーンコート単体に比べ、クッション性があり、多目的利用に適している。 | 土粒子が多孔質のためクッション性がある。 |
メンテナンス | ・平坦性は維持しやすいが、定期的な維持管理は必要。 ・雑草は生えにくいが清掃は必要。 ・スパイク利用後はレーキやブラシでの整地が必要。 |
・平坦性は維持しやすいが、定期的な維持管理は必要。 ・雑草は生えにくいが清掃は必要。 ・スパイク利用後はレーキやブラシでの整地が必要。 |
・レーキ掛け以外に平坦性の維持のため散水、転圧等の作業が必要。 ・雑草は生えにくいが清掃は必要。 |
主な用途 | ・テニス ・陸上トラック |
・サッカー ・野球 ・多目的グラウンド |
・陸上トラック ・テニス |
舗装材名称 | 山砂(ふるい岩瀬砂) | 石灰岩スクリーニングス | 荒木田土 |
概要 | 花崗岩系風化土を粒度調節させた舗装材。 | 石灰岩を粉砕させた粒径2.36mm以下の舗装材。 | 粘土分や砂分が適度に含まれ、プレーによる表面の破壊が生じにくく、平滑性を保つことができる舗装材。 |
排水性 | 産地によって粘着性や透水性が異なる。ダスト系と比較すると降雨時の安定性は低い。 | 降雨時の表面の安定性が高いため、適切な表面勾配を取ることで、排水性は良くなる。 | 表面の平坦性や勾配が適正であれば良好だが、表面にぬかるんだ層があると泥濘化しやすい。降雨後の回復までにはやや時間を要する。 |
防塵性 | 粘着性の高い材料のため防塵性は高い。 粘土・シルト分が少ないため、埃は少ない。 |
比重の大きい原石のため飛散しにくく、防塵性は高い。 | 表面の転圧などの管理が十分であれば高い。 |
硬さ (クッション性) |
適度な粘着力があり、弾力性が高い。表面の粒子の粗い山砂により、転倒時にすり傷をつくる原因となることがある。 | 非常によく締め固まる。硬化作用があるため、平坦性を維持しやすいが、クッション性にかける。 | 過度に乾燥しなければ、弾力性は高い。 |
メンテナンス | ・ダスト系と比べ、表面が荒れやすい。 ・散水、整地等の日常管理が必要だが補修も容易である。 |
・平坦性は維持しやすいが、定期的な維持管理は必要となる。 ・雑草は生えにくいが清掃は必要。 ・スパイク利用後はレーキやブラシでの整地が必要。 |
・日常の散水、使用後の整備が必要。 ・表層土の締まりすぎが発生するため、毎年掘起こしが必要となる。 ・管理が不十分だと、亀裂や不陸が生じる。 |
主な用途 | ・多目的グラウンド ・陸上トラック/サッカー ・テニス/野球 |
・多目的グラウンド ・陸上トラック/サッカー ・テニス/野球 |
・テニス ・多目的グラウンド ・サッカー |
舗装材名称 | スポーツ岩瀬砂+樹皮混合土 | 荒木田土+石灰ダスト混合土 | 黒土+洗砂混合土 |
概要 | 岩瀬砂をふるいにかけ、グラウンド用に粒度調整したものに、針葉樹皮を混合した舗装材。 | 粘着性のある荒木田土と、石灰ダストを混合した舗装材。 | 黒土に川砂を混合させることで排水性を高め、適度な弾性及び硬さを有する舗装材。 |
排水性 | 比較的良く締まる岩瀬砂に樹皮を混合することによって、透水性を高め、雨が降っても軟弱化しにくい。 | 石灰ダストの硬化作用で、荒木田土単体に比べ、表面の安定性は高い。 | 表面の平坦性や勾配が適正であれば、良好である。 透水性には優れているが、降雨時は軟弱化する。 |
防塵性 | 樹皮の繊維が土粒子にからむことによって飛散を抑え、砂塵が発生しにくい。 | 石灰ダストの硬化作用で、荒木田土単体に比べ、砂塵は発生しにくいが、表面が荒れていると発生しやすい。 | 表面がぬかるんだ状態で乾燥すると、ほこりがたちやすいため転圧などの管理が必要。 |
硬さ (クッション性) |
適度なクッション性があり、多目的利用に適している。 | 荒木田土の割合が高いほど、クッション性が高く多目的利用に適している。 | 適度な粘着力があり、弾力性に優れているほか、クッション性が高く、身体への負担が小さい。 |
メンテナンス | ・スパイク利用後は表面が荒れるため、レーキでの均しやブラシ掛け等の作業が必要 ・雑草が生えることがある ・落ち葉等の清掃が必要 |
・スパイク利用後は表面が荒れやすく、整地、転圧等の作業が必要 ・雑草が生えることがある ・落ち葉等の清掃が必要 |
・利用後のブラシ・レーキ掛け・散水、コートローラー等での転圧は必要 ・雑草が生えやすく、表面が荒れやすいため、除草、清掃等の日常管理が不可欠。 |
主な用途 | ・サッカー/テニス ・野球/多目的グラウンド |
・テニス ・多目的グラウンド |
・野球 ・多目的グラウンド ・サッカー |
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