よくある質問(FAQ)野球場
FAQ 野球場のよくある質問
Q
野球場の広さに関する規定はありますか?
野球場の広さに関する規定はありますか?
A |
野球場の広さに関しては公認野球規則にて「本塁よりフェアグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレイの妨げになる施設までの距離は250ft(76.199m)以上を必要とするが両翼は320ft(97.534m)、中堅は400ft(121.918m)以上あることが優先して望まれる」と記載されています。 |
Q
野球場のピッチャーマウンドは必ず盛り上がっていないといけないの?
野球場のピッチャーマウンドは必ず盛り上がっていないといけないの?
A |
ピッチャーマウンドについて公認野球規則では「投手板をホームプレートより10インチ(25.4㎝)高い場所に設け、投手板の前方6インチ(15.2センチ)の地点から本塁に向かって6ft(182.9cm)の地点まで1ft(30.5㎝)につき1インチ(2.5㎝)の傾斜をつけ、その傾斜は各競技場とも同一でなければならない。」と記載されている。 ただあくまで公認野球規則の話なので学校グラウンドの中に野球場を作る際などは盛り上げなくとも問題はありません。 |
Q
野球場のフェンスは何でできているの?
野球場のフェンスは何でできているの?
A |
プロ野球の本拠地である球場では防護マットが設置されています。 多くはコンクリートの壁にクッション材を接着剤で貼り付け(t=40~)ゴムシート貼り付けやウレタン吹付などで表面を保護するかたちとなっています。 |
Q
野球場の防球ネットは高さ何mあれば大丈夫?
野球場の防球ネットは高さ何mあれば大丈夫?
A |
防球ネットは、観客や球場外への飛球を防ぐ目的で設置されるものです。バックネットと共に、設計段階からの計画が必要で、周辺環境や利用者の力を考慮し、高さを決定することが大切です。 状況によっては、高さ30mを超える防球ネットが必要になることもあります。 |
Q
野球場の土は何を使うのが良いの?
野球場の土は何を使うのが良いの?
A |
クレイの素材として採用されることの多いのが黒土混合土です。 黒土は、特有の団粒構造を持ち、保水性と排水性を両立させることができる上、適度な弾性も生むので、 プレイ性や安全性の高いクレイ舗装材です。 ただし、黒土単体で使用すると、踏圧を受けていくうちに固結し、 泥濘化や排水不良を起こすようになります。それを避けるために、 通常、細めや中目の砂を混合して、サーフェイスを造成します。これが「黒土混合土舗装」です。 その他にアンツーカ舗装も野球場の舗装として取り入れられています。一般的なのは黒土混合土舗装ですが、排水性や色彩感を重視して、 アンツーカ舗装が選定されることもあります。 また、外野フェンスに沿って設置されるウォーニングゾーンをアンツーカ舗装にする例もあります。 |
Q
野球場の舗装はどんなものがあるの?
野球場の舗装はどんなものがあるの?
A |
野球場の舗装には主に天然芝舗装、人工芝舗装、クレイ舗装が使用され、これらを組み合わせて使用されることが多い。 (例:天然芝舗装に一部クレイ舗装、内野クレイ舗装×外野天然芝、人工芝舗装に一部クレイ舗装など) |
Q
バックスクリーンってなんのためにあるの?
バックスクリーンってなんのためにあるの?
A |
バックスクリーンは打者および審判がボールの動きをより正確に判断するための施設です。 |
Q
ファウルポールの高さってどのくらいなの?
ファウルポールの高さってどのくらいなの?
A |
ファウルポールの高さに関する規定はありませんが、通常6~17m程度です。 |
Q
野球場のベースはどうして動かないの?
野球場のベースはどうして動かないの?
A |
野球の塁ベースは基礎が地中に埋まっており基礎にはめ込むことで動かないようになっています。(置敷型のものやピンで固定するものも存在します。) ピッチャープレートやホームベースも同様に地中に基礎を埋設することでしっかりと固定することが可能です。 |
Q
フェンスの高さに規定はあるの?
フェンスの高さに規定はあるの?
A |
2025年現在フェンスの高さに規定はありません。 NPBだと楽天モバイルパーク宮城が2.8mで最も低く、横浜スタジアムが5.3mと最も高いです。 |
Q
フェンスの上部にある色付きの線は何?
フェンスの上部にある色付きの線は何?
A |
フェンス上部に色を付つけることでホームランの判定がしやすくなるとともに選手の安全にも配慮をしています。 フェンス上部に黄色やオレンジ色のマットを巻きつける方法が主流となっています。 |
Q
外野フェンスの手前だけフィールドの色が違うのはどうして?
外野フェンスの手前だけフィールドの色が違うのはどうして?
A |
外野フェンス手前のエリアは「ウォーニングゾーン」といい打球を追いかける外野手にフェンスが近いことを知らせる目的があります。 ウォーニングゾーンのみ人工芝舗装の色を変えたり舗装材を変えるなどするほか、色は変えないままフェンスからの一定距離でラインを引いている球場もあります。 |
Q
内外野の境界で芝とクレイが混ざっている時はどうしたらいい?
内外野の境界で芝とクレイが混ざっている時はどうしたらいい?
A |
人工芝の場合は日常管理としてレーキや掃除機で取り除きブラッシングを行うのが良いでしょう。 天然芝の場合は一度芝を除去して入り込んだ土を除去したのち芝床を整地し、芝生を戻す方法があります。(養生が必要) また、芝生が伸びてクレイ系に侵入してくる場合があるので定期的にカットすると良いです。 |