テスト:【NO MORE海洋汚染】6月8日 世界海洋デーに向け、日本体育施設のマイクロプラスチック流出低減等の取り組みを紹介
海洋保全や生物多様性のために。「もっと地球にやさしいスポーツグラウンド」
日本体育施設の捕捉桝ほか環境配慮型素材を紹介
※1:直径が5mm以下の大きさのプラスチック
※2:人工芝の葉の部分がちぎれたもの
マイクロプラスチック捕捉集水桝とは?
マイクロプラスチックを海洋ゴミとして流出させないため、人工芝グラウンドの集水桝に設置するマイクロプラスチック捕捉設備のことを指します。本技術について、当社は特許を取得しています。
マイクロプラスチック捕捉順序
- 人工芝グラウンドAにたまったパイル片や充填材などのマイクロプラスチックは、
- 放置しておくと側溝Bに流れ込み、『マイクロプラスチック捕捉集水桝』に流入する。
- 『マイクロプラスチック捕捉集水桝』に設置した「ヤシマットC」でせきとめられることにより、
- D,Eのように、排出された水にマイクロプラスチックが流出しません。
人工芝グラウンドから排出されるマイクロプラスチックのゆくえ
人工芝グラウンドでは、繰り返しの利用や経年劣化によってちぎれたり、すり切れた人工芝のパイル片や、充填材のゴムチップが、グラウンド周りに設けられた溝(外周側溝)や集水桝を介して、河川や公共下水道に流出し、海に到達します。マイクロプラスチックは海流に乗って世界中に拡散され、海洋生物を介して人体へ悪影響をもたらすことが懸念されています。
マイクロプラスチック捕捉集水桝に関して
1. 施工方法
2. 施工実績
宮崎市生目の杜運動公園 多目的グラウンドB
宮崎県の宮崎市生目(いきめ)の杜運動公園内にある多目的グラウンドB。野球場やテニスコート、陸上競技場、体育館などがあり、総面積約35haの都市公園です。
球技場のリニューアルに伴い、ロングパイル人工芝張替工事が完成。合わせてマイクロプラスチック流出対策として『マイクロプラスチック捕捉集水桝』に改修されました。
ゴムチップを使用しない人工芝に関して
一般にスポーツグラウンドで使用されているロングパイル人工芝舗装には、マイクロプラスチックにつながるゴムチップが、クッション材として充填されています。
1. 製品開発
2. 施工実績
※3:Anker フロンタウン生田は、川崎フロンターレによって整備された人工芝のサッカーピッチ2面と屋内テニスコート3面、アリーナとクラブハウス、スポーツ整形リハビリ施設、スポーツ幼児園などのある、総合スポーツ施設です。
※4:コンクールは、日本体育施設と株式会社川崎フロンターレの連名で受賞しました。
日本体育施設の環境保全の取り組み
「企業価値を高め、心身ともに健康で豊かな社会の進歩発展に貢献します」を企業理念に掲げている日本体育施設は、『マイクロプラスチック捕捉集水桝』のほか、環境対応型ウレタン舗装材の開発など、豊かな地球環境と人々の健康に貢献する事業活動を行っています。