東京都荒川区宮前公園の公園管理をスタートしました

2022年4月、都電荒川線（東京さくらトラム）沿線のバラ植栽事業に取組む東京都荒川区に、新たなバラや四季折々の花木が楽しめる「宮前公園」第二期整備区域が開園しました。
日本体育施設は2022年4月より第二区画オープンに合わせて管理業務委託を受け、快適な公園づくりに努め、地域の方はじめ、たくさんの方々の憩いの場所になるよう施設運営に取組んでいます。

公園は4つのガーデンが広がり、入口付近には「荒川区立尾久図書館」、その正面には子ども広場があります。また、スポーツエリアとしてテニスコート、その北側には防災設備が整備された多目的広場があり、総面積約2.3haの中に4つのコンセプト、文化創造・子育て教育・生涯健康・安全安心に基づいて整備された公園です。また、2022年7月5日より尾久図書館内飲食スペースに日本体育施設と共同で日暮里にある人気のパン屋「ひぐらしベーカリー」の２号店を出店しました。

バラが見頃の5月に東京都荒川区主催「あらかわRoseWeeks2022」としてイベントが行われ、開園間もない公園にたくさんの人が来園されました。当日は日暮里にある「ひぐらしベーカリー」さんのご協力のもと、パンとドリンクの出張販売を行ったり、アーティストによる演奏会も実施されました。この季節ならではの気候と花々の気品あふれる景観に春の訪れを感じ、大変素晴らしい時間となりました。
開催日 : 2022年5月28日（土）※演奏会イベント日

テニスコートは園内の中央部付近に整備されており、周りにはシェアサイクルや公園管理事務所があります。
広さは3面で、人工芝に目砂を充填した『砂入り人工芝舗装』です。この舗装は、プレイヤーに適度な滑りを与えてくれるほか、クレイ舗装に近い弾性を持ち、排水性も高いのでプレイ面でも管理コスト面でも非常に優れている舗装です。

テニスコート内には、屋根付きベンチのシェルターが3ヶ所整備されています。
直射日光や雨から守り、また木製の素材にすることで、柔らかな温かみがあるベンチになり、プレーヤーの休息に最適です。
コート利用可能時間 :
【4月・10月～3月】　9：00～17：00
【5月～9月】　9：00～18：00　　　　
今後も定期的なメンテナンスを行い、充実したスポーツ時間を過ごしてもらえるよう施設管理を続けていきます。

総合遊具のこども広場は、都電通りに最も近い部分に位置し、子供向けの遊具が中心の広場です。複合遊具が2種類、スプリング遊具が3つ、砂場、ベンチがあり、それぞれの遊具の間隔を空けているのが特徴です。
利用する方が安心して使用できるよう、毎日使われる遊具の点検を行っています。

遊具エリアの周りには、ハーブ類や花の咲く一年草など季節の変わり目を演出する植物を配置しています。ローズガーデン同様四季折々の風景を皆様にお届けするべく、いつ来てもお楽しみいただけるよう、除草・水やりなどの日常の植栽維持管理を工夫して行っています。

多目的広場は、公園北側に位置する面積約3,000㎡の天然芝広場です。普段は誰でも利用でき、防災機能を備えた広場です。シンボルとなる長いローラーすべり台と堤防からの見晴らしが楽しめます。隣接する水辺テラスまで下りると、心地よい川の風を感じることもできます。

防災施設として「防火水槽」や「マンホールトイレ」、「かまどベンチ」等が整備されています。
このような防災施設の管理も、公園管理者の業務として取組んでいます。

公園内に併設されている尾久図書館は、公園と一体的に過ごせる特徴的な図書館です。
その図書館内の飲食スペース内に日本体育施設と共同で日暮里にある人気のパン屋「ひぐらしベーカリー」の２号店を2022年7月5日（火）にオープンしました。

オープン初日から購入待ちの列ができ、お昼過ぎにはパン類が売り切れてしまうほど好評いただいております。限定の「あらかわ薔薇のパン」をはじめ、パン以外にも、焼き菓子やコーヒーなどの各種ソフトドリンクやソフトクリームも販売しているので、図書館外デッキや公園内に持ち込んでくつろぐこともできるようになっています。

当社スタッフは、ライムグリーンのユニフォームで業務に従事しています。
今回業務委託に伴い、公園の魅力にそった鮮やかで調和、やすらぎをイメージするカラーとしました。