セガサミー野球場

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施設概要

東京都八王子市にある社会人野球チームのセガサミー硬式野球部のグラウンド。両翼100m、センター120mで隣接するクラブハウスは、合宿所や室内練習場が併設されている。

内野舗装 黒土混合土
外野舗装 ロングパイル人工芝

所在地 東京都 八王子市

achieve.02実績年表

achieve.042023年度、人工芝張替

外野の人工芝を野球場専用人工芝にリニューアル。サブグラウンドとグラウンド外周部は、撤去した人工芝を再利用して整備。内野クレイ舗装のメンテナンスも行い、マウンドはプロ野球でも導入されている専用クレイで整備。

野球場専用の人工芝

ウォーニングゾーン

ブルペンマウンド

外周部は再利用の人工芝を敷設

サブグラウンド

野球専用人工芝の特徴

  • 独自カール加工の人工芝で、充填材の飛散防止と安定したボールの転がりを実現
  • パイルに施された特殊加工で、まぶしさを低減してボールの視認性を向上
  • 人工芝のジョイント部分はミシン縫い工法を採用し、耐久性を向上


  • 人工芝の再利用

    スポーツ用人工芝は10~15年でリニューアル工事が行われ、野球場外野の場合で大凡400㎥の産業廃棄物が発生します。内野練習等に使用するセガサミー野球場のサブグラウンドは、改修前は降雨後にぬかるみ、使用できない土のグラウンドでした。日本体育施設は、処分されてしまう人工芝の再利用で“降雨後もすぐにプレイできる環境整備“を提案し、全天候型のグラウンドを実現しました。人工芝の下地はアスファルト舗装を施工し安定性にも優れています。本工事では、処分される人工芝のうち56%を再利用し、廃棄物を縮減しました。

    既存人工芝撤去

    巻き取り仮置き

    再設置

    再設置(端部処理)

    リユース

    竣工年度 2023
    施工範囲 ロングパイル人工芝舗装(8,808.5㎡)、内野舗装メンテナンス、サブグラウンドと外周部の人工芝整備