ロングパイル人工芝に
よる舗装

人工芝舗装には、さまざまな種類が存在します。例えば、
①高密度人工芝(ノンフィルタイプ)
芝の葉の部分が短くカーペット状で充填物のないもの(ノンフィル)メンテナンスが比較的容易。
➁砂入り人工芝
充填物が砂や珪砂(けいしゃ)に限られたものを指します。テニスコートなどに使用。
③ロングパイル人工芝
芝が5~7cm程度と長く、クッション性が高いため、競技中のけが防止にもつながる。
人工芝は、省管理型の全天候型のサーフェスですが、スポーツ用舗装材としての性能が異なるので、競技の目的に応じて使い分けられています。
日本体育施設では、ロングパイル人工芝を始めとした球技場の施工を行います。

Product.01 ロングパイル
人工芝による
グラウンド舗装


ロングパイル人工芝は先に挙げたクッション性以外にも特徴があります。中でも、天然芝の感触に極めて近い特性が注目され、球技場で多く採用されています。

ロングパイル人工芝の特徴


ロングパイル人工芝は、その名の通り、長いパイルを持っています。このパイルの隙間を砂やゴムチップで充填し、天然芝に近い感触を実現させます。充填物やその比率は仕様によって異なりますが、概略的な断面図は、左図の通りです。
サッカー場やフットサル場で採用される例が多いですが、ラグビー場やアメフト場、野球場、陸上競技の投てき場、学校の多目的グラウンド、ホッケー場等への導入例も増えています。
性能やプレー感に関しては、FIFA(国際サッカー連盟)やJFA(日本サッカー協会)、IRB(国際ラグビーボード)やJRFU(日本ラグビーフットボール協会)にも認可されつつあり、評価基準も定まってきました。 近年では、公式戦も行える公認施設も誕生しています。
また、当社では陸上競技の投てき種目を可能にした『スポーツターフΛ(ラムダ)』を開発。2009年には、日本陸連が公認する競技場で採用されました。どうぞご検討下さい。

ロングパイル人工芝舗装の
設計のポイント

設計時に重要視すべき項目としては、フィールドラインの計画が挙げられます。複数競技で使用する場合(サッカーとラグビー、サッカーとフットサル 等)は、 「各施設をどう配置し、どのラインを常設するか」について、設計段階から決定しておく必要があります。
天然芝舗装のように、後からラインを引くことも可能ですが、よく利用される種目が複数ある場合には、都度ラインを引くのでは手間が掛かります。
また、夏場の温度上昇を緩和するために、散水設備を検討する場合がありますが、当社ではローコスト設計の『フィールド冷却細霧システム』をご用意しております。
人工芝のグラウンドには特殊なポイントがいくつか存在します。お困りの際はお気軽にご相談下さい。
尚、当社は複数の人工芝メーカーの製品を取り扱っております。ご希望に添う製品を検討し、ご提案致します。

ロングパイル人工芝舗装の
施工方法

ロングパイル人工芝の施工方法をご紹介致します。

路盤の仕上がり検査

人工芝舗装の仕上がりは、下層部の仕上がりに大きく左右されます。“ロング”パイル、と言えども表層部の厚さは30~40mm程度が標準で、不陸整正や大幅なレベル調整を行うことはできません。
つまり、路床から路盤、砕石やアスファルト等で構成される下地部分を平坦かつ精確に施工することが必須条件になります。そのためには、高精度な測量を繰り返し行いながら、施工していくことが重要です。

ロングパイル人工芝敷設

ロングパイル人工芝マーカー設置

充填物を充填後、レベリング

ロングパイル人工芝向け
下地舗装の種類

通常、ロングパイル人工芝の下地には、アスファルト舗装が採用されます。アスファルト舗装は平坦性を確保しやすく、排水性に優れるからです。しかし、クッション性は低く、身体への負担が大きいところが難点です。
この問題の解決策として、当社では、アスファルト舗装の代わりに砕石路盤(砕石+表面固定材)を採用する『レオタイト工法』を確立しています。
砕石の上に、人工芝の施工中や利用開始後の下地表面を安定させる目的で、表面固定材を散布します。これが、人工芝舗装におけるレオタイト工法です。
衝撃吸収性に優れる砕石路盤を下地にすることによって、一段と安全な人工芝舗装を造成できます。

『レオタイト工法』について
詳しく知りたい方はお問い合わせフォームから
ご連絡下さい。


ロングパイル人工芝舗装の
施工管理

このようにして下地舗装を終えた後、人工芝を敷き込んでいきます。ジョイント部は接着剤とジョイントテープで、しっかりと隙間の無いように貼り合わせます。
同時にマーカーやラインも設置します。
その後、充填物となる目砂やゴムチップ等を充填していきます。充填物の散布とレベリングを繰り返し、最終的な調整を終えれば、完了です。

Archive.ロングパイル
人工芝の施工実績

サッカー場

東雁来公園東・西サッカー場

所在地:北海道札幌市

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北海道教育大学岩見沢校
人工芝サッカー場

所在地:北海道岩見沢市

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十和田市高森山総合運動公園
球技場

所在地:青森県十和田市

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北上総合運動公園
北上第2運動場

所在地:岩手県北上市

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仙台市泉総合運動場
泉グラウンド(JFA公認)

所在地:宮城県仙台市

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十六沼公園サッカー場
(JFA公認)

所在地:福島県福島市

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鉾田市総合運動公園
陸上競技場

所在地:茨城県鉾田市

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境町サッカー場

所在地:茨城県境町

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西川運動場サッカー場

所在地:栃木県日光市

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サンエコ自然の森サッカー場

所在地:栃木県鹿沼市

サンデンフットボールパーク

所在地:群馬県伊勢崎市

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浦和学院高等学校サッカー場

所在地:埼玉県さいたま市

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船橋市法典公園球技場

所在地:千葉県船橋市

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稲城長峰ヴェルディ
フィールドサッカー場

所在地:東京都稲城市

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町田市鶴間公園グラウンド・
テニスコート

所在地:東京都町田市

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東京多摩フットボール
センター南豊ヶ丘フィールド

所在地:東京都多摩市

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こどもの国少年サッカー場

所在地:神奈川県横浜市

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相模原スポーツ・
レクリエーションパーク

所在地:神奈川県相模原市

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法政大学多摩キャンパス
城山地区サッカー場

所在地:神奈川県相模原市

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千曲市サッカー場

所在地:長野県千曲市

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KYOTO TACHIBANA
スタジアム(京都橘高等学校
サッカーグラウンド)

所在地:京都府京都市

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嘉島町運動公園多目的競技場

所在地:熊本県嘉島町

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宇佐市平成令和の森
スポーツ公園陸上競技場

所在地:大分県宇佐市

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玖珠町総合運動公園
陸上競技場

所在地:大分県玖珠町

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丸山自然公園人工芝コート

所在地:鹿児島県薩摩川内市

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ラグビー・アメリカン
フットボール場

早稲田大学東伏見
アメリカンフットボール場

所在地:東京都西東京市

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アミノバイタルフィールド

所在地:東京都調布市

中央大学ラグビー場

所在地:東京都八王子市

ホッケー場

丹波篠山市立丹波篠山
総合スポーツセンター
人工芝グラウンド

所在地:兵庫県篠山市

九重町活きいきランド
多目的グラウンド

所在地:大分県九重町

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野球場

仙台市民球場

所在地:宮城県仙台市

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福島県営あづま球場

所在地:福島県福島市

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太田市運動公園野球場

所在地: 群馬県太田市

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上武大学野球場

所在地:群馬県伊勢崎市

早稲田大学
東伏見硬式野球場

所在地:東京都西東京市

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東芝総合グラウンド野球場

所在地:神奈川県横浜市

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大和スタジアム

所在地:神奈川県大和市

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富山市民球場 
アルペンスタジアム

所在地:富山県富山市

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田辺スポーツパーク野球場

所在地:和歌山県田辺市

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福岡大学野球場

所在地:福岡県福岡市

福岡大学附属大濠中学校・
高等学校野球場

所在地:福岡県福岡市

その他

グリーンピア岩沼
フットサル場

所在地:宮城県岩沼市

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拓殖大学紅陵高等学校
グラウンド

所在地:千葉県木更津市

NEXT BASE
ATHLETES LAB

所在地:千葉県市川市

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早稲田実業学校中等部・
高等部グラウンド

所在地:東京都国分寺市

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橘学苑中学校・高等学校
人工芝グラウンド

所在地:神奈川県横浜市

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富士市立高等学校グラウンド

所在地:静岡県富士市

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京都橘中学校・高等学校
第二グラウンド

所在地:京都府京都市

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日本万国博覧会記念公園
万博フットサルクラブ

所在地:大阪府吹田市

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環太平洋大学ラグビー場・
ハンドボール場

所在地:岡山県岡山市

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