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スポーツターフの管理

『スポーツターフ』とは、「ターフ(turf)」は芝生の意味であり、「スポーツ」、とりわけ激しい動きを伴う競技に適した天然芝です。

フィールド舗装では、芝生とその下の芝生を生育している土(床土)までを含めたものを『スポーツターフ(天然芝舗装)』と指しています。

『スポーツターフ』として必要な性能として、競技の踏圧に耐えクッション性が高い、ターフの形成や損傷回復のための成長が早い、一年中緑を保ち美観を保つなどいくつか条件があり、土壌については芝生の生育に適していることや排水性が求められます。

日本体育施設では『スポーツターフ』の施工まわりから運用開始後の管理まで、長期的なサポートを行います。

Product.06スポーツターフ管理

サッカー場やラグビー場、アメフト場などの『スポーツターフ』を維持管理していく上で、大変重要なことがあります。

芝生を舗装材として捉えるのではなく、“生きた植物”として理解することです。

同時に「高温多湿に弱い芝生を梅雨のある日本で育成し、その上、踏圧ストレスを与え続ける」ことが、 非常に過酷であると再認識することも大切です。

スポーツターフの維持管理の計画

確かに、青々としてタフなフィールドには魅力があります。

しかし、その質を維持するためには、適切な管理体制の整備が重要です。

例えば、ターフの状態を的確に把握する専任の管理者の常駐が必要となるほか、芝生の回復を目的とした一定期間の使用制限を設けることも不可欠です。

一方で、中庸的なクオリティと管理体制を前提に、高頻度な使用を望むケースも数多く存在します。

私たち日本体育施設は、利用形態と管理のレベル、コストなどを複合的に考慮し、「現地に調和する、より良い手法」となるような維持管理計画の立案を大切にしてまいります。

スポーツターフの維持管理作業の内容

維持管理作業は、3種類に大別することができます。

芝刈り作業を行っている様子

芝刈り

ひとつめは、芝生の育成を管理する作業です。

例えば、散水や施肥、刈り込みといった基本的な内容に加え、目砂掛けやエアレーション、「ウインターオーバーシーディング」等があります。

コアリングによる根長調査の様子

コアリングによる根長調査

次に挙げられるのは、芝生を保護するために必要な作業です。

病害虫や雑草から防護するために行う薬剤の散布が代表的です。

生育状況の診断、土壌の診断も、次の保護策を打つためには欠かせません。

ボールの転がりを測定している様子

プレイングクオリティ試験(ボールの転がり調査)

また、管理作業によって維持されるターフのプレイ性を客観的に判断するため、必要に応じて、プレイングクオリティ試験も行っています。

3つめは、補修管理です。使用後の損傷箇所を修復するディポット補修、部分張り替え等です。

圃場での芝生育成を並行して行うことが必要です。

ターフの状態を常に見極めながら、必要なメンテナンスを随時組み合わせながら作業を行います。