スポーツターフの管理

スポーツターフは、適切な芝種や設計、施工によって完成した後も、良好な状態を維持するためには継続的な管理が欠かせません。
生きた芝生は、気象条件や利用状況によって日々状態が変化するため、専任の管理者が芝生の状態を的確に把握し、その時々の状況に応じた適切な管理を行います。
NTSは、お客様やフィールドを利用する選手の要望を第一に、最適なスポーツターフフィールドを提供します。
Section.01スポーツターフ管理の設計
①事前調査

フィールドごとの異なる環境や現場の芝生の状態を正確に把握することが、適切な維持管理計画の立案には重要です。
気象条件や、日照、土壌環境、制バフの生育状況、利用状況や維持管理状況など多角的に調査、ヒアリングを行い、施設の特性や課題を明らかにします。
Section.02管理方法
①刈込

刈込は芝生管理におけるもっとも基本的な作業です。
芝生の生育状況や利用予定に応じて、適切な刈高に調整し、芝生の密度や平坦性を維持します。
作業には、乗用タイプの芝刈り機や、自走の手押し式芝刈り機を用います。
②散水

散水は一見簡単ですが、実は最も奥の深い作業です。
芝生の状態や気象条件に応じて適切な散水量、頻度、タイミングで実施します。
必要に応じて、土壌水分計などで水分量を計測しながら、丁寧に行います。
過不足のない散水によって、健全な生育を促し、フィールドコンディションを維持します。
③施肥

施肥は、芝生の生育を支える養分を適切に補給する作業です。生育状況や土壌環境、気象に応じて、必要な養分や施肥量、タイミングを判断します。
肥料には粒状タイプのもの液状タイプのものなど、様々なものが商品展開されているので、目的に合わせて選択します。
適切な施肥によって、芝生の健全な生育を促し、密度や葉色を維持します。
④施薬

施薬は、芝生を病害虫から芝生を守り、健全な状態を維持するための作業です。病害虫の発生状況や気象条件などを確認し、必要な薬剤や散布時期を判断します。
過剰な農薬散布は、病害耐性の低下や、環境への悪影響が大きくなるため注意が必要です。
農薬の散布には、適切な散布計画と正しい使い方を遵守することが非常に大切です。
⑤更新作業

更新作業とは、芝生と土壌の状態を整え、芝生の生育環境を改善するための作業です。
芝生表面に穴をあけ、土壌の通気性や排水性を改善する「エアレーション」や芝生を間引いて芝密度を適切にする「バーチカルカット」など、専門的な作業を行います。
これらの作業は芝生にかかる負荷も大きいため、適切な時期に適切な程度で実施することが重要です。
⑥ウィンターオーバーシード
Jリーグの競技場などでは、年間を通じて緑の芝生を維持することを求めらます。
しかし、ティフトンなどの暖地型芝草を採用したフィールドは、冬になると休眠し、地上部が褐色になるため、そのままでは冬期に緑を維持できません。
そこで、暖地型芝草に寒地型芝草であるペレニアルライグラスなどを秋に播種し、冬の間も芝生を緑に保つ『ウィンターオーバーシード』を行います。
ウィンターオーバーシードは、冬期のフィールドの美観と品質を維持する重要な技術です。


Section.03スポーツターフの品質管理
①様々な品質調査
高品質なスポーツターフを維持するためには、芝生の状態を正確に把握することが重要です。
NTSは、芝生の生育状況だけでなく、土壌環境やフィールドの硬さ、透水性、平坦性など、さまざまな項目について定期的な品質調査を実施しています。
調査によって得られたデータを分析し、フィールドの状態や変化を把握することで、経験や感覚だけに頼らず、より安定したフィールドコンディションを追求しています。

ターフ表面硬度試験

透水性試験

ボール転がり試験
②ドローンのよるモニタリング


マルチスペクトラル画像
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